新生児の縦抱きの影響とは横抱きよりも脳への衝撃が強くなる!
ここでは、「新生児の縦抱きの影響」についてお話します。
新生児は首や腰がまだすわっていません。
そのため、縦抱きにすると少なからず首・背骨に影響が出てきます。
一般的に2時間を超える縦抱きは危険といわれています。
縦抱きにより出てしまう影響とは何なのでしょうか?
縦抱きにより想定されるダメージとは?
首の据わっていない状態で縦抱きをすると横抱きよりも脳への衝撃が強くなります。
新生児の脳はまだ柔らかい状態です。
例えるのならゼリーのような・・・。
ちょっとした衝撃でもダメージを受けやすい柔らかさです。
頭蓋骨自体も完璧ではないので、脳みそを守りきることはできません。
また、縦抱きすることによりまだ不安定な頚椎を痛めてしまう可能性もあります。
成長の妨げにもなりうるので注意が必要となってきます。
縦抱きで注意するべき点とは?
縦抱きで危険といえば、転落事故です。
抱っこ紐の間違った使い方による転落事故が起こっています。
説明書で再度確認し、正しい使い方をするように心がけてください。
これぐらいで大丈夫だろうというような安易な気持ちで抱っこをせず、
しっかりと毎回ベルトの締まりをチェックして、
赤ちゃんが落ちないように気をつけてあげてくださいね。
また、赤ちゃんを抱いたまま前かがみになる体制は危険です。
そのままスルッと赤ちゃんが前に滑り落ちてしまう可能性があります。
前屈みでの作業は避け、腰を落として作業するようにしてください。
決して、どのような場合でも抱っこ紐だけに頼らず、
手で赤ちゃんをしっかりと支えてあげるように心がけることが大切です。
縦抱きが好きな赤ちゃんもいるので、それほど気にする必要はないのですが、
首や腰が据わるまでは注意するに越したことはありません。
首も体もしっかり支えて落とさないように抱いてあげてくださいね。
また、首専用のカバーが売っています。
抱っこ紐にプラスするとより安定しますよ。
横抱きがいいのか縦抱きがいいのかは意見が分かれるところです。
横抱きも縦抱きもメリットデメリットがありますし、
赤ちゃん自身の好みの抱き方もあります。
どちらにしても、気をつけながら赤ちゃんを抱っこしてあげてくださいね。