新生児が頭をぶつけた時とは?

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ここでは、「新生児が頭をぶつけた時」について、お話します。

 

赤ちゃんの行動は予測不可能です。

 

新生児の頃は寝たままの状態が多いですが、
抱っこしたとき、
不意にベッドに頭をぶつけてしまうことも考えられます。

 

活動も活発になり、
行動範囲も広がれば好奇心旺盛な赤ちゃんは
危険な場所へ行きます。

 

階段から落ちたり、
走っているときなどなにかの角で思いっきり
頭をぶつけてしまう場合もあります。

 

頭をぶつけた場合、

 

「脳に異常がでてしまったらどうしよう」

 

と心配になるものです。

 

お子さんが頭をぶつけてしまった場合、
どのような事に気をつけていくべきでしょうか。

 

まずは落ち着きましょう

 

頭は感覚器官や神経が通っているため、
頭を損傷すると命取りになる場合もあります。

 

そのため頭をぶつけた場合、
大丈夫だろうかと心配しパニックになることもあります。

 

しかし、パニックになってしまうと
冷静な判断ができません。

 

ぶつけた時の赤ちゃんの様子はどうだったのか、
どのような状況だったのかといったことを
落ち着いて考えて次の行動に移して行きましょう。

 

頭をぶつけたときに泣いたのか

 

頭をぶつけた時に泣いている場合は、
とりあえず大丈夫です。

 

しかし頭をぶつけた時には、
時間差で症状が現れる場合もあるため、
数時間から48時間程度は様子を見ましょう。

 

普段と違う様子が現れた場合は医療機関へ受診し、
その時の状況と様子を
伝えられるようにしておきましょう。

 

念のためにその日はお風呂も控えておきましょう。

 

注意が必要な場合は泣かない場合です。

 

ボーっとした様子や
意識がはっきりとしない様子の場合は
すぐに救急車を呼びましょう。

 

急性硬膜下血腫を引き起こしている場合があるため、
処置が必要になります。

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必要以上に頭を動かさないように気をつけてください。

 

吐いたりすることはあったのか

 

吐く様子がなければ、
ひとまず安心すが念のために48時間程度は
気をつけて様子をみてください。

 

もし、吐いたりした場合は受診してください。

 

頭の形に異変はあるのか

 

ぶつけた箇所を確認しましょう。

 

皮下血腫(たんこぶ)などの腫れが見られる場合は、
濡れたガーゼで患部を冷やしましょう。

 

皮下血腫が大きい場合は
脳内出血や頭蓋骨の骨折なども考えられるため、
受診しましょう。

 

出血が見られた場合、
出血量が多くなかなか止まらない場合は
受診し処置をしてもらいます。

 

ぶつけた後、普段と違う様子はあるのか

 

これが一番大切な観察です。

 

ぶつけた後の赤ちゃんの様子が

 

・ぐったりしている

 

・痙攣がある

 

・顔が青白くなっていった

 

・ずっと機嫌が悪い

 

・寝つきが悪く、寝てもすぐ起きる

 

このような様子が見られた場合にも、
急性硬膜下血腫などの恐れがあるため、
きちんと受診をしてください。

 

頭をぶつけた場合、
48時間以内に症状が出やすいため、
しっかりと様子を観察してください。

 

赤ちゃんの頭は、まだ頭蓋骨も完成しておらず柔らかく、
少しの衝撃であれば吸収します。

 

必要以上にパニックにならず、
お母さん・お父さんが冷静に判断することが最も大切です。

 

またこれを機に予測不可能な行動をする赤ちゃんが、
安全で安心な環境なのかを見直していきましょうね。

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