新生児の鼻水吸引器とは？
ここでは、「新生児の鼻水吸引器」について、お話します。
赤ちゃんは大人とくらべると、よく鼻水が出ます。
苦しそうに鼻をフガフガさせていると、
何とかしてあげたいという気持ちになります。
これが新生児の場合、気安く病院に
連れていくわけにもいかず、心配ですよね。
鼻水の原因と対処方法
赤ちゃんは免疫力が弱く、鼻の粘膜も敏感です。
そのため、少しの気温の変化や
大人が反応しないような弱いウイルスにも
反応してしまい、鼻水が出ます。
緑色や黄色の鼻水が出ている場合は、
ウイルス感染による鼻水の可能背が高く、
また、透明でサラサラした鼻水が出る場合は、
ウイルス性ではなく温度差によるもののことが多いです。
色がついていて、粘着質な鼻水の場合は
病院に行くことを検討しましょう。
ウイルス性の鼻水で、風邪の
引き始めの可能性もあるからです。
サラサラの透明の鼻水の場合は、
自宅で様子をみていても大丈夫なことが多いです。
しかし、鼻水が長引く時や、
咳や熱など他の症状がある時には受診すると安心です。
いずれにしても、赤ちゃんの機嫌や
食欲などをよく観察することが大切です。
新生児の場合は、混んでいる病院に連れて行って、
他の病気をもらってしまう心配もあるので、
赤ちゃんが産まれた産院か事前に
小児科に相談すると考慮してもらえることもあります。
自宅での対処方法
新生児の鼻の穴は小さいので、
少しの鼻水でも鼻が詰まってしまい、
とても苦しそうです。
そのようなときに、自宅で
鼻水吸引を行うこともできます。
・ティッシュ・綿棒を使う
赤ちゃんの鼻にティッシュや綿棒を当て、
鼻水を引き出すような感じで取ります。
途中で、鼻水が切れてしまうことがあるので、
巻き付けていくようにするとうまくいきます。
綿棒は、大人用のものをほぐして柔らかくして使います。
鼻の奥に入れて傷つけてしまわないように気を付けましょう。
・温める
鼻水は温めると出やすくなるので、
お風呂上りに吸ってあげると
スムーズに出てくることがあります。
また、部屋に加湿器を置くなど、
乾燥しないようにすることも効果的です。
・鼻水吸引器
鼻水吸引器には、お母さんが口で吸ってあげるタイプと
電動になっているタイプがあります。
一度にたくさん吸引することができるので、
鼻水の量が多い時に便利です。
使い方は、押さえつけて赤ちゃんの鼻を
傷つけないように気を付けましょう。