新生児の黄疸が退院後も続く場合の対処法とは自己判断は禁物!

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ここでは、「新生児の黄疸が退院後も続く場合の対処法」についてお話します。

 

ふつうは出産すると何日で退院できるの?

 

母子共に健康に異常が無ければ、
通常ですと約1週間ほどで退院できます。

 

けれども「新生児 黄疸 よく寝る」でお話したように
「新生児黄疸」が、続いている場合は「光線治療」などを受けますので
お母さんだけが先に退院して、赤ちゃんだけの入院が、
長引いてしまう場合もあります。

 

「母乳性黄疸」とは?

 

ふつうですと「新生児黄疸」が続くのは、長くても生後2週間ほどです。

 

しかし、新生児の赤ちゃんが、お母さんの「母乳」だけを飲んでいる場合に
「母乳」の成分の中に、女性ホルモンが含まれているために
赤ちゃんの肝臓での酵素の働きを弱めてしまい、ビルビリンの処理が遅れて、
1ヶ月以上「新生児黄疸」が続いてしまうことを「母乳性黄疸」と言います。

 

「母乳」を止めて「粉ミルク」に変えれば治るの?

 

もともと「母乳性黄疸」とは、新生児の赤ちゃんが「母乳」を飲み続けて
元気に育っているからこそ、かかってしまう病気です。
また、「母乳」が出るお母さんであれば、本来は「母乳」を飲ませるべきなのです。

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しかし、「母乳性黄疸」は、赤ちゃんの体に、
負担をかけてしまうことも動かしがたい、事実だと言うことができます。
ですから、単純に「母乳を粉ミルクに変えれば治る」といった、
勝手な自己判断は禁物です。

 

なぜなら、「新生児黄疸」の原因が、
赤ちゃんの「肝炎」なのかもしれないからです。

 

でも赤ちゃんの顔色が黄色が続くのはイヤ!

 

たしかに「母乳性黄疸」が続きますと、「ビルビリン」の色素は黄色いですので、
顔色や、白目の部分も黄色く見えてしまいますので、
赤ちゃんが可哀想に思えて来るのが親心だと言うことができます。

 

また、本当に恐ろしい、「核黄疸」に、
赤ちゃんがかかってしまう可能性が高まります。
「核黄疸」にかかってしまいますと、「脳性まひ」などの、
重大な後遺症が残ってしまうこともありますので、注意が必要です。

 

新生児の黄疸が退院後も続く場合の対処法とは?

 

こまめに赤ちゃんの症状を医師に、電話で相談して、
必要だと、医師が判断したのであれば、通院するべきです。

 

しかし、病院とは、新生児にとっては、本当に恐ろしい場所で、
他のもっと重大な病気に感染してしまうリスクが高まりますので、
くれぐれも、お気をつけて下さいね。

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