新生児が黄疸でよく寝る理由とは赤ちゃんが自分の体を休ませている!

スポンサーリンク

ここでは、「新生児が黄疸でよく寝る理由」についてお話します。

 

「新生児黄疸」とは?

 

赤ちゃんはお母さんのお腹の中にいた「胎児」の頃は、
「へその緒」を通してお母さんの血液から「酸素」を
送ってもらっています。

 

しかし、誕生直後から新生児は、自分の「肺呼吸」によって、
「酸素」を血液中に送るようになり、
「酸素の摂り方」がまるで変わってきます。

 

特に血液中に含まれる「赤血球」の数が、通常の成人の
1.5倍から2倍にも増えてしまいます。

 

ですから赤ちゃんのことを、なぜ「赤ちゃん」と呼ぶのか?
という言葉の由来は、この「赤血球」が多いために、
薄い皮膚を通して、体全体が赤く見えるところから来ています。

 

そして「新生児黄疸」とは、この増えすぎた「赤血球」を
脾臓で破壊するときに、今度は黄色い色素をもつ
「ビリルビン」という物質に変化します。

 

ですから、ふつうはこの「新生児黄疸」に、どんな赤ちゃんでも
一時的にはかかりますが、自然と治って行きます。

 

新生児が黄疸でよく寝る理由とは?

 

新生児の睡眠時間とは、ふつう1日で1時間から2時間ほどしかありません。

スポンサーリンク

しかし、前述した「新生児黄疸」にかかった赤ちゃんは、
自分の体を休ませるために、
1日で5時間から6時間ほど寝るようになります。

 

これが、新生児が黄疸でよく寝る理由の答えです。

 

眠り過ぎで大丈夫なの?

 

新生児 げっぷ コツ」でお話したように、
確かに新生児には、2時間から3時間おきに、授乳をさせて
「げっぷ」もさせてあげて、栄養分を摂らせてあげなければなりません。

 

ですから、この「眠りすぎ」が原因で、
「脱水症状」になってしまう新生児もいます。

 

また、最悪の場合はこの「新生児黄疸」が原因で
脳に障害が残る場合もあります。
ですからあまりにも長い間「新生児黄疸」が続く場合は
入院して、治療を受ける必要があります。

 

「新生児黄疸」が重症なのかを見極める方法とは?

 

ふつうですと自然治癒するこの「新生児黄疸」ですが、
重症化しますと、「大便の色が薄い」、「小便の色が濃い」、
などの症状が出ます。

 

そんな時は、すぐにその「おむつ」と一緒に、
小児科の医師の診断が必要になって来ます。
しかし、何度でも言いますが、必ず医師に電話で症状を伝えてから、
病院へは、行くようにして下さいね。

スポンサーリンク