新生児が便秘で泣く時の対処法とはお腹を「の」の字にマッサージ!
ここでは、「新生児が便秘で泣く時の対処法」についてお話します。
新生児が泣く理由は様々ですが、そのうちの一つが便秘です。
便秘で苦しそうに泣く赤ちゃんを見るのはお父さんもお母さんも辛いですよね。
早く何とかしてあげたい!と思うものです。
そこで今回、新生児が便秘で泣くときの対処法をご紹介します。
そもそもなぜ便秘になるの?
母乳やミルクが足りなかったり、
夏場や入浴後に汗をかいて水分が少なくなってしまうことから便秘になったり、
母乳の場合ですと母乳の質が原因だったり、
ミルクの場合、消化に時間がかかり便秘になることがあります。
ミルクの成分が合わず、便秘になることもあります。
それ以外には、体が冷えていたり、お尻がかぶれていることが、
実は赤ちゃんにとってストレスになっていることもあります。
新生児が便秘で泣くときの対処法とは?
便秘で赤ちゃんが泣いていると思ったら、
まず母乳やミルクの量を確認しましょう。
ミルクは分量がわかりやすいですが、母乳はわかりにくいですね。
おっぱいが張っているか、また、搾乳したら母乳が出るか、
などでまず母乳が出ているかどうかは確認できます。
量が足りているかどうかは赤ちゃんの体重増加を見ましょう。
母乳が足りていないなら不足分をミルクで補いましょう。
入浴後や赤ちゃんが汗をかいたときは意識して授乳をしてあげましょう。
母乳の場合は、お母さんの食事が母乳の質に影響します。
脂肪分や油っぽいものを摂取しすぎると母乳がドロドロになってしまいます。
食物繊維や水分を多く摂るようにしましょう。
ミルクの場合は、メーカーによって成分が違うので、合っていないかも…、
と思ったら他のメーカーのものに変えてみるのも良いです。
母乳やミルクを見直せたら、次は赤ちゃんの体を見てあげましょう。
便秘になっているときの赤ちゃんはお腹がカチカチに硬くなっています。
やさしく、「の」の字にマッサージしてあげましょう。
また、赤ちゃんの足をもって、足の付け根を曲げたり伸ばしたりと、
運動をしてあげましょう。
その際、「いっちに、いっちに♪」
「うんち出ておいで〜♪」などと声をかけながら楽しくしてあげましょう。
良いコミュニケーションになります。
赤ちゃんは足の運動が好きなので喜んでくれます。
楽しくて泣き止むこともあります。
次に、赤ちゃんの体が冷えていないか確かめましょう。
室温や、服装を調整してあげたり、
ゆっくり入浴してあげて、温まるのも良いですね。
それでも、なかなか便が出ない場合は、赤ちゃんの肛門を刺激してみましょう。
綿棒に、ベビーオイルを染み込ませ、
肛門に1cmほど入れてクルクル回して肛門を刺激してあげましょう。
あまり強くしすぎたり、何度もしすぎると肛門が傷ついてしまうので、
ゆっくり優しく、時間を空けて行いましょう。
受診の目安とは?
便秘だからといってすぐに小児科にかかる必要はありません。
上記の方法をいろいろ試してみましょう。
しかしなかなか改善されず、便も普段のペースに戻らず、
赤ちゃんが不機嫌に泣き続けるなら小児科に電話で相談しましょう。