新生児のうんちの色が緑色の理由は哺乳瓶の空気が腸内で酸化するから
ここでは新生児のうんちの色が緑色になることについてお話します。
うんちの状態と色で赤ちゃんの健康状態は把握できます。
離乳食が始まる前までの赤ちゃんのうんちの色ですが、
鮮やかな黄色の場合がほとんどです。
その理由は、人間の胆汁の色は、鮮やかな黄色でできています。
そのため、そのまま胆汁の色がうんちとして出てくるため、黄色なのです。
大人のうんちの色は、茶色なので、
初めて赤ちゃんのうんちを見て驚く方は少なくありません。
たまーにうんちの色が緑色になる！
母乳をあげているお母さんもいれば、粉ミルクをあげているお母さんもいます。
どちらの場合でも、うんちの色は変わることがあります。
ミルクが赤ちゃんの腸の中にとどまる時間でうんちの色は変わるのです。
ただし、離乳食が始まる前のことですので、注意してくださいね。
普段うんちの色は、黄色なので、たまに出てくるうんちの色が緑色だったとき、
驚いてしまって、なんらかの病気と勘違いし、
病院に行くお母さんも少なくないんです。
新生児のうんちは、どうして緑色なの？
どうして、緑色のうんちになってしまうのかと言いますと、
粉ミルクでも母乳でも一緒のことなんですが、
ミルクと一緒に空気を飲み込んでしまうことがあります。
それによって、腸の中で空気が酸化してしまい、緑色になってしまうのです。
また、うんちの回数が少ない時にもこのような色になってしまいます。
特に母乳に含まれる成分で、乳酸菌を活発にするがために、
うんちが酸性になり、緑色になるのです。
赤ちゃんのうんちは臭くない！
うんちの臭いの原因は、悪玉菌が大量に
発生してしまうことが原因なんですが、赤ちゃんの場合ですと、
腸の中には、善玉菌しかいないので、臭くないのです。
赤ちゃんの腸の中には、たくさんの乳酸菌がいるので、
善玉菌しかいないというわけです。
ですので、臭いというよりも、すっぱいという感じの臭いを発しています。
生まれてから数日赤ちゃんのうんちは真っ黒
緑色のうんちもインパクトが強いですが、真っ黒のうんちにも驚きですよね。
赤ちゃんが、まだお母さんのお腹にいたとき、
羊水や胆汁などの液体を飲んで生活していました。
そのため、生まれてすぐですと、それらを栄養として育っていたがために、
赤ちゃんの胃や腸の中には、
それらが混ざったものが排便されるというわけです。
ですので、色が真っ黒なのです。
生まれてからは、母乳を飲んで育つため、生後２．３日もすれば、
次第に緑色になり黄色に変わってきますので安心してください。