新生児の便秘のおならとは?

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ここでは、「新生児の便秘のおなら」について、お話します。

 

産まれたばかりの新生児の赤ちゃんはとても可愛く、
見ていて微笑ましいですね。

 

そんな可愛い新生児でも
大人と同じようにおならは必ずします。

 

「プッ」

 

と可愛らしいおならだったり、
見た目の可愛さとは裏腹にりっぱなおなら、
臭いの強いおならとさまざまです。

 

授乳時に多くの空気を吸ってしまっても、
上手にゲップとして出せない場合があります。

 

そのためおならとして空気を出していきます。
しかし臭いが強い場合はなんだか心配になりますね。

 

何か原因があるのでしょうか?

 

臭いの強いおならは便秘のサイン

 

新生児の頃はほぼ授乳毎にうんちを出します。

 

そのため食べ物が腸内に滞在する
時間が短いため臭いがほぼありません。

 

大人の場合、食べ物を取り込んだ後、
時間をかけながら胃や腸の中で消化・吸収をしていきます。

 

そして、便を排出するまでには
個人差や食べたものによりますが1日以上はかかります。

 

腸内環境が整っている場合そこまで臭いはしませんが、
便秘になると臭いが強いですね。

 

新生児の赤ちゃんも同じです。

 

臭いの強いおならをした場合便秘が考えられます。

 

新生児の便秘の原因

 

新生児は自分自身で身体を
思うように動かすことができません。

 

そのため運動不足の状態になりやすいのです。

 

運動をすることで腸の動きも活発になり、
排便をスムーズにおこなうことができます。

 

また母乳の質・量やミルクによって、
排便に影響を起こすこともあります。

 

お母さんが、甘いものや揚げ物・お肉などの
母乳の質を悪くさせる食事をたくさん摂取することで、
母乳の消化が悪くなり便秘を引き起こす場合があります。

 

一度お母さんの食事内容を見直し改善することで、
赤ちゃんのおならの臭いと便秘の改善に繋がります。

 

完全母乳の場合、母乳不足で便秘になる場合もあります。

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その場合は1日の体重増加の目安
(新生児の場合は1日30g)
を確認してみましょう。

 

増えていない場合には粉ミルクを追加して
体重増加と共に排便の状態の様子を確認してください。

 

粉ミルクによる人工栄養の場合には、
消化に時間がかかってしまい、
そのため便秘になる場合があります。

 

便秘解消に良いとされる粉ミルクもあるため、
粉ミルクの種類も確認し
変更してみるのも1つの手ですね。

 

便秘になった場合の対処

 

1:「の」の字マッサージ:

 

大人もそうですが、
新生児を始めどの月齢の赤ちゃんでも
その場で簡単にできます。

 

腸の走行にそうように、お臍を中心に「の」の字にさすります。

 

3・4本の指先と手のひらを、
1ヶ所をさすりながら大きく円を描くようにします。

 

撫でるように優しくマッサージしましょう。

 

2:足のストレッチ運動:

 

足首辺りを優しく持ち、
自転車をこぐように左右交互に曲げ伸ばしします。

 

この時にももでお腹を押す感じにすると、
腸に刺激を与えるため効果的です。

 

3:綿棒浣腸:

 

綿棒を肛門に入れ、
くるくると回してマッサージをします。

 

綿棒にはオリーブオイルやベビーオイルなどをつけ、
先端から2cm以上は入れないように注意しましょう。

 

綿棒浣腸をすることで、
すぐにいきみやすくなり排便をしてしまうことが多いため、
あらかじめ防水シーツなどで汚れないようにするといいですよ。

 

綿棒浣腸は癖がついてしまうのでは
という心配を多く聞きますが、
そんなことはありません。

 

新生児の赤ちゃんの身体は未発達なため、
綿棒浣腸をおこなうことで排便リズムが作られ、
そのうち自然に排便できるようになるといいます。

 

もしもこれらを実行しても、便秘のままである場合や
赤ちゃんが授乳を嫌がったり

 

機嫌がいつも悪いなどの様子がみられる場合は
小児科へ受診し、浣腸してもらうと安心です。

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