新生児がミルクでむせる原因と対処法は乳首の穴を小さく変える!
ここでは、「新生児がミルクでむせる原因と対処法」についてお話します。
新生児はまだ上手にミルクが飲めません。
誕生して間もないのですから当然です。
お腹の中では、お母さんからへその緒を通して栄養をもらっていたので、
この世に誕生してから初めて、口から栄養をとろうと頑張って練習するのです。
ミルクを飲んでいてむせることもあります。
小さな体で苦しそうにしている姿はかわいそうに思いますよね。
毎回焦る必要はありませんが、放っておくと危険な場合もあります。
そこで、新生児の赤ちゃんがミルクでむせる原因や対処法をお話しします。
新生児の赤ちゃんがミルクでむせる原因は?
ミルクの出が激しい!
赤ちゃんは体が小さく、もちろん器官も小さいので、
そこに大量のミルクが入ってしまうとむせてしまいます。
体勢が悪い!
赤ちゃんを寝た姿勢のままミルクを飲ませると、
器官にミルクが詰まってしまうことがあります。
私たち大人でも、寝転がったまま飲み物は飲みにくいですよね。
赤ちゃんも同じです。
機嫌が悪いか興奮している!
機嫌が悪く、大泣きして興奮しているのに無理やりミルクを飲ませようとすると、
声を出しているところにミルクが入ってきて、
うまく呑み込めず詰まってしまうことがあります。
そのようなときは赤ちゃんも飲む準備ができていないのです。
飲みたいけど興奮してうまく飲めない、
お腹がいっぱいでミルクはいらないから飲めない、両方あります。
肺に入ってしまっている!
ミルクが肺に入ってしまうと肺炎になる危険性があります。
あまりにも様子がおかしい、
苦しそうな時はお医者さんに診てもらいましょう。
対処法は?
哺乳瓶の乳首を穴の小さいものに変えてみましょう。
ミルクの勢いを抑えられ、赤ちゃんは飲みやすくなります。
また、体勢を調節しましょう。
私たちが、頭を上げている方が飲み物が飲みやすいように、
赤ちゃんの頭も少し高くしてあげましょう。
抱っこで腕がしんどい場合は、枕やクッションを使って支えるのも良いです。
赤ちゃんの様子を見て、良い角度を探してあげてください。
あまりにも大泣きして興奮している時は、
落ち着かせてからミルクをあげましょう。
げっぷを上手に出してあげましょう。
ミルクのたびにげっぷを出す作業は、お父さん・お母さんも大変ですが、
げっぷを出さないと赤ちゃんの体には空気が溜まってしんどいもの。
上手に出ないときもありますが、毎回げっぷを出すように心がけましょう。
コミュニケーションも大切に!
ミルクを飲むときにむせたり、上手に飲めないことで、
お父さん・お母さんも「なんで上手く飲めないの!」
「ちゃんと飲んでよ」とイライラすることもあります。
しかし、お父さん・お母さんのイライラや焦りは赤ちゃんに伝わります。
一生懸命ミルクを飲もうとしている赤ちゃんに、
「そうそう、上手に飲んでるね」などと優しく声をかけてみましょう。
そうすると、赤ちゃんも頑張って上手にミルクを飲もうとします。
声に出すことで、お父さん・お母さんも、赤ちゃんは頑張っているんだ、
と自分を落ち着かせることができます。
是非試してみてください。