新生児が吐く病気は風邪が多い!ウィルス性だと急性胃腸炎の可能性も

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ここでは新生児が吐く病気についてお話します。

 

新生児期の赤ちゃんは、胃の形状が大人と違って、
ミルクなどの胃に含んだものを吐き戻しやすい
形になっていますので、ちょっとしたことでも吐き戻してしまうのです。

 

これらは、生後1ヶ月頃は、ピークで頻繁に起こってしまうことですので、
生まれたときよりも子育てに
慣れてきたお母さんは、ついつい油断してしまいがちです。

 

本当は、何かしらの病気かもしれないのに、
胃の形状のせいにしてしまうお母さんも少なくありません。

 

いざ何かの病気にかからないためにも、
しっかり学んでおきたいところですね。

 

赤ちゃんがミルクを吐き戻してしまう病気について

 

ミルクを吐き戻してしまうほとんどが、
胃の形状によるものですが、病気によるものだったりもします。
特に吐き戻しの症状で多く見られる代表的な病気とは、「風邪」です。

 

この風邪の主な症状は、咳や鼻水、くしゃみを伴います。
そして、場合によっては下痢や嘔吐を引き起こしてしまうのです。

 

ほかにも、いつも通り元気そうにしているのに、
寝かせると吐いてしまうという症状が出た場合は、
胃の入口付近が開いているため、
ミルクが逆流してしまい、起こる症状なのです。

 

これは、成長するとともに、筋肉が発達してきますので、
自然と治りますので心配はいりません。

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上記の症状は、あまり深く考えなくてもいいのですが、
これから説明する症状の病気には気をつけて欲しいものです。

 

細菌やウイルスに感染してしまうと、下痢や嘔吐を繰り返すようになります。

 

風邪などのような症状が見られず、
このふたつだけ見られるようであれば、
「急性胃腸炎」の可能性が高いです。

 

他にも、咳といっしょに嘔吐を繰り返してしまう症状を
発症してしまったら、「気管支炎」や「百日ぜき」の
可能性も疑われますので十分気をつけてください。

 

自宅でできちゃうケア

 

ミルクを吐き出しそうになっているときは、
ミルクが器官などに詰まらせないために、
できるだけ下を向けさせてあげてください。

 

そして優しくさすってあげましょう。

 

首がすわっていない赤ちゃんを下に向けることが難しい方は、
赤ちゃんを斜め下に向けるようにして、背中をさすってあげたり、
ポンポンと優しく叩いてあげてください。

 

また、吐き戻してしまうと、「脱水症状」に
陥ってしまう場合がありますので、少ない量を数回に分けてミルクや「白湯」
(お湯をぬるくしたもの)を飲ませてあげてください。

 

吐いたあとは、口の周りや洋服が汚れてしまう場合もありますので、
その場合は、ガーゼなどで拭いてあげたり、
洋服を新しいものに着替えさせてあげると良いですよ。

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