新生児が授乳後に寝ない時の対処法はミルクを足して飲ませてあげる!
ここでは、「新生児が授乳後に寝ない時の対処法」についてお話します。
新生児は、ほとんど授乳、睡眠、オムツ、泣く、の繰り返しです。
授乳をすると、そのまますんなり寝入ってくれて、
お父さん・お母さんも一安心することもあれば、
授乳をしてもなかなか寝ず、ヘトヘトになって困ってしまうこともあります。
でも、少しの知識があれば心が楽になります。
そこで、新生児が授乳後寝ないときの原因と対処法をご紹介します。
新生児が授乳後に寝ないときの原因とは?
母乳またはミルクの量が足りていないことがあります。
その場合、赤ちゃんは、満足できずにグズグズしたり、泣いたりして眠れません。
布団の寝心地や、室温が赤ちゃんに合っていない場合や、
げっぷが上手く出せないのでお腹に空気が溜まって痛い、
気持ち悪い、という不快も原因になります。
眠たいけれど眠れない、と泣くこともあります。
そして何より、お父さん・お母さんがイライラしていませんか?
授乳したらすぐに寝るものだ、早く寝てほしい、
新生児はたくさん寝るはずだ、もう疲れた、
などと思っていると赤ちゃんに伝わってしまい、
赤ちゃんは余計に安心して眠ることができません。
しかも新生児の段階ではまだ赤ちゃんは、昼も夜も、寝るべき時間だ、
ということも区別がついていないのです。
新生児が授乳後寝ないときの対処法とは?
授乳の際、母乳の場合はミルクを、
ミルクの場合はさらに追加のミルクを足してあげてみましょう。
満足して眠たくなるでしょう。
授乳中眠りに入った場合、げっぷを出そうと体勢を変えると、
また起きてしまうので、そっとそのまま寝かせてあげましょう。
しかし母乳・ミルクが器官に詰まってしまってはいけないので、
必ず、頭は真っすぐではなく右か左に向けてあげましょう。
授乳中に眠らなくても、授乳が終わったらげっぷを出し、
抱っこしてトントンしながら優しく揺らしてあげたり、
お母さんのお腹の中にいた頃のように、
おくるみやタオルでくるんであげるなどして安心感をあたえてあげてみてください。
布団や気温、部屋を静かに、暗くするなど、環境も整えてあげましょう。
泣き疲れて眠ることもあるので、泣いている時は思い切り泣かせてあげましょう。
そして、お父さん・お母さんがイライラせず、
「新生児だからリズムが整っていなくて当然」
「いつか必ず眠たくなる、必要な分だけちゃんと自分で寝る」
「寝ないなら今はとことん付き合って赤ちゃんが寝たら自分も一緒に寝よう」と、
考え方を楽にして、赤ちゃんが眠たくなるタイミングを待ちましょう。
すると、うんと楽になりますよ。
新生児でも性格はそれぞれ違います。
良く寝る子、あまり寝ない子それぞれです。
数ヶ月経てば睡眠も上手くいくようになります。
状況もすぐに変わるので、あまり心配しすぎないことが大切です。
それでも不安に思う場合は小児科や検診の際に相談しましょう。
同じように子育てをしている人や、自分の両親に話を聞いてみるのも良いですね。
良いアドバイスをもらえたり、「うちの子もなかなか寝ないよ」
「あなたもなかなか寝なかったよ」などと聞いて安心することもあります。
自分自身がしんどくなってしまう前に、お父さんや、
身内で頼れる人が居ればバトンタッチして少し休ませてもらうなど、
皆で協力するのもアリですね。