新生児がうなり声をあげる時とは?

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ここでは、「新生児がうなり声をあげる時」について、お話します。

 

生後間もない新生児の赤ちゃんの寝姿は、
慣れない育児で疲れきっているお母さんにとって、
つかの間の癒しですね。

 

しかし急に

 

「う〜う〜」

 

などと、うなり声をあげることがあり、
その姿を見るととても苦しそうで
心配になりますね。

 

この赤ちゃんのうなり声の
原因や対処法を解説していきましょう。

 

赤ちゃんのうなり声の原因は?

 

新生児や月齢の低い赤ちゃんのうなり声は
苦しそうで心配になります。

 

このうなり声は多くの赤ちゃんにみられる様子なのです。

 

だからといって、まだ安心しないでください。
うなり声を上げるにはいくつかの理由があるのです。

 

1、 便秘・お腹の張り

 

母乳栄養と人工栄養(粉ミルク)を比べると、
粉ミルクでの育っている赤ちゃんの方が便秘になりやすいです。

 

母乳に比べ、うんちのもととなるカスが多く、
お腹の張りや便秘になりやすくなります。

 

ミルクの種類でも便秘解消に効果のあるものもあるため、
便秘が気になる場合は
一度買い換えてみることもお勧めします。

 

母乳の場合は反対に、哺乳量が少ないことによって
うんちの元が少ないため便秘になる場合があります。

 

母乳の質もドロっとしていたりすることで、
赤ちゃんの消化に影響がでてしまい
便秘になる場合もあります。

 

赤ちゃんの消化機能は未熟です。

 

便秘や消化不良になりやすく、
そのためガスも溜まってしまいます。

 

ガスが溜まると大人でも苦しいですね。

 

赤ちゃんも同じように苦しいため
うなり声をあげているのです。

 

2、うんちを出すために頑張っている

 

排便をするときは腹筋を使います。

 

赤ちゃんの腹筋はまだ発達段階にあるため、
腸の蠕動運動も未熟な状態です。

 

排便をする行為もまだなれていません。

 

う〜ん、う〜んとうなってうんちを出しているときは

 

「頑張って!」

 

と声をかけてあげましょう。

 

2、 母乳・ミルクを飲みすぎて苦しい

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赤ちゃんの頃は満腹中枢が未熟です。

 

本当はお腹いっぱいな状況になっていても、
与えられてしまうと飲んでしまいます。

 

飲みすぎてしまうことで、苦しくなり泣いてしまうことで、

 

「まだ足りてないのかな?」

 

と思い、追加の授乳をしてしまいます。

 

苦しい上に授乳をするといった
悪循環になってしまう場合もあります。

 

3、 母乳の質が悪く、美味しくない

 

お母さんの食生活が、
高脂質であったり糖分が多かったり

 

刺激物を食べてしまうことで、
母乳の質に影響してしまいます。

 

便秘になりやすくなってしまうだけではなく、
味にも影響します。

 

母乳の味はほんのりとした甘さが理想です。
美味しくないと感じた場合にうなる場合があります。

 

赤ちゃんがうなり声を出すときの対処法

 

原因から考えて、
便秘を予防・ガス(ゲップやおなら)を出す、

 

・飲ませすぎない・質の良い母乳
を心がけていきましょう。

 

便秘の予防や解消するには、
ミルクの種類を変えてみたり、
母乳量が足りているのかを確認します。

 

お腹を「の」の字にマッサージしたり、
赤ちゃんの足を持って自転車をこぐように
左右交互に動かして運動をさせてあげましょう。

 

綿棒浣腸で肛門にオイルのついた綿棒を2cmほど挿入し、
クルクル回すことで刺激され排便を促しましょう。

 

授乳の後には縦抱きにし、
背中を優しくトントンしたりさすってあげて
上手にゲップをさせてあげましょう。

 

授乳の量に関しては授乳をした後にも泣く場合は、
泣いたら直ぐに授乳ではなくお腹が張っていないか
飲みすぎていないかを確認してみましょう。

 

母乳の質は、お母さんの食生活に影響します。

 

味や栄養面だけではなく、
高脂質や糖分の多い食事は
乳腺炎のリスクにもなります。

 

和食中心の食生活が最も母乳に良いため、
和食生活を心がけていきましょう。

 

新生児の赤ちゃんがうなることには、
このような原因があったのです。

 

うなり声がきこえた時には、

 

「便秘かな?」「うんちかな?」「苦しいのかな?」

 

など、考えながら接していけるといいですね。

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