新生児の体重が増えすぎ時とは?

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ここでは、「新生児の体重が増えすぎ時」について、お話します。

 

産まれてすぐの新生児の頃は、
まだ脂肪もあまりついておらず細いですね。

 

しかし日に日に体重が増え、生後1ヶ月頃には

 

「あれ?何だか太り過ぎじゃない?」

 

と心配になるお母さんもいることでしょう。
さらに1ヶ月健診でも

 

「体重が増えすぎですね」

 

と指摘されるとどうしたらいいのか悩んでしまいますね。

 

新生児の体重増加目安

 

生後1年以内の乳児の成長は著しいものです。

 

生後すぐに生理的体重減少がおこり、
5〜10%の体重減少が起こった後、
哺乳量が増えるにつれ体重が戻ってきます。

 

そして1日30g前後の増加、
生後1ヶ月で出生体重より約1kg増えるとされます。

 

しかしなんらかの原因により、
これを越える体重増加が起こることで、
医師に指摘されたりお母さんの心配の元種になってしまいます。

 

新生児の体重が増えすぎることの原因をあげていきます。

 

高カロリーな母乳

 

母乳は血液から作られています。

 

そして母乳はお母さんの食生活を映し出す鏡ともいえます。

 

甘いものや脂の多い食べ物を食べすぎてしまうと、
母乳にも影響を与えてしまいます。

 

健康的な母乳の色・味は、
青みがかった白や米のとぎ汁のような色で、
ほんのりした甘さといわれています。

 

これが糖分・油分の多い食べ物を食べすぎてしまうと
黄色やオレンジ、黄緑色になり
しょっぱく感じたりまずく感じてしまうのです。

 

それほど母乳は食べ物の影響をうけており、
高カロリーな食生活によって母乳のカロリーも高くなります。

 

やはり我が子には、
健康的で美味しい母乳を飲ませてあげたいですね。

 

ミルクの量が多い

 

ミルクの量は赤ちゃんの時期と量の目安が書かれています。

 

ミルクを規定量あげても、
泣いてしまう場合にまた少し足してしまったり
することはありませんか?

 

また母乳とミルクの混合栄養の場合、
母乳がどのくらい出たかわかりにくいですね。

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たくさん出ているにも関わらず、
ミルクを足し過ぎてしまうことで
飲みすぎになってしまいます。

 

ミルクを飲んだ後にまた泣く場合、
空腹以外の場合もあります。

 

オムツが汚れて気持ち悪かったり、
ゲップができずに苦しい、

 

または部屋が暑かったり寒かったりと、
ミルク以外の原因もあります。

 

ミルクを追加することでカロリーオーバーとなり
体重が増えすぎてしまうため、
与えすぎには注意してください。

 

1日50g以上増えるようであれば
増えすぎな傾向です。

 

混合栄養の場合は、
母乳を与える前後の重さを引き算することで
母乳がどのくらい出ているのかわかります。

 

その量によってミルクの量を調節していきましょう。

 

母乳の与えすぎ

 

母乳は欲しがるだけ与えてもいいといわれています。

 

しかしこの頻回授乳が
増えすぎてしまう原因になる場合があります。

 

泣いていると、

 

「母乳が足りないのかな?」

 

と思い母乳を与えてしまうお母さんが多いでしょう。

 

もしもお腹がパンパンになっていたり、
便秘気味・下痢をしたり尿量がおおくなったり、

 

ウーウーと唸り声を出したりしている様子が
みられると飲み過ぎである場合があります。

 

そして飲みすぎると、
1日の体重増加が50g以上になることもあります。

 

基本的に、欲しがるだけ与えてもいいといわれていますが、
このような様子がみられる場合はご注意ください。

 

新生児の体重が増えすぎてしまう場合、
基本的にはそれほど心配するケースはありません。

 

ハイハイ、伝い歩き、歩行と成長するにつれ、
体重増加も落ち着いていきます。

 

しかし、母乳・ミルクの与え方が不安な方は
健診の時や母乳外来などで相談されてみてはいかがでしょうか?

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