新生児の肌着は何枚で春夏秋冬でもちがうの?
ここでは、「新生児の肌着は何枚で春夏秋冬でもちがうのか」について、お話します。
新生児が身に付ける下着は肌着です。
デリケートな肌に優しい素材であったり、
汗をしっかりと吸収する
大切な役割を果たしてくれています。
新生児の頃から満1歳、
特に3ヶ月頃までの赤ちゃんは成長のスピードが早く
ブカブカだった肌着がもう小さくなってきた
ということはよくあります。
赤ちゃんの服はどれも可愛く、
ついつい何枚も買ってしまいそうになりますが、
「こんなに必要なかったな〜」
なんてことになる場合もあります。
また体温調整機能が未熟な新生児は、
産まれた季節によっても肌着の着方(組み合わせ)が
変わってきます。
では産まれた季節ごとの肌着の組み合わせや
何枚準備していたらいいのかの一例をあげていきます。
肌着の種類
肌着といってもいくつもの種類があり、
初めて出産を控えている妊婦さんには
いまいちイメージがつきにくいですね。
1:短肌着
裾が腰あたりまでで、一番よく着る肌着です。
着物のように内・外側を紐で結んでとめます。
季節問わず一番内側に着させます。
準備の目安は、どの季節の出産でも4〜5枚です。
2:長肌着
短肌着よりも裾が長く、
つま先のあたりまであります。
短肌着のように着物のような作りです。
首が座っていないねんね期の頃中心に活躍します。
準備の目安は、
春・夏産まれは1〜2枚、
秋・冬産まれは3〜4枚です。
3:コンビ肌着
長肌着のように足先までの長さで、
着物のように紐を結んで開け閉めしますが、
裾部分はスナップボタンでとめます。
そのため、赤ちゃんを抱っこしたり、
赤ちゃんが活発に動く時期になってもはだけません。
準備の目安は、
春・夏産まれは4〜5枚、
秋・冬産まれは2〜3枚です。
コンビ肌着はスナップボタンを外した状態にしておくと、
長肌着の役割にもなるため、
長肌着は少なめの準備でもいいです。
そのあたりはお母さんの好みによります。
肌着の組み合わせ
赤ちゃんは汗っかきのため
「大人よりも1枚少なめ」
といいますが、
それは3〜4ヶ月頃からです。
新生児期は、外の世界に慣れておらず、
体温調整機能も未熟なため
「大人よりも1枚多め」
に着せてあげます。
・春生まれの新生児:
短肌着+長肌着(コンビ肌着)
肌寒い日には羽織りものやかけ物で調節しましょう。
・夏生まれの新生児:
短肌着(コンビ肌着)
もしお部屋に中でエアコンをつけている場合は
肌着の上に半袖のカバーオールを着せて調節しましょう。
エアコンの温度は25〜28度程度にします。
・秋生まれの新生児:
短肌着+長肌着(コンビ肌着)+(長袖ベビードレス)
朝晩は冷え込み日中は暖かく、
寒暖差が激しい季節です。
時間帯や気温によってベビードレスを
足したりして調節しましょう。
日中も背中に汗をかいていないか確認しましょう。
・冬生まれの新生児:
短肌着+コンビ肌着+ベビードレス
寒い時はベストや羽織りものを足してあげましょう。